iddmだってふつうの女

マイペース&シンプルをモットーに生きる女の話

教育入院、小児科の日々

こんばんわ。
さてと・・
今日は自己紹介第三弾といきましょうか?
良ければお付き合い下さいませ。

これまでお話ししたのは発症当時まででしたよね?
自分で確認して欲しいですよね。
すみません。
・・そうです。前回は14歳で発症したところまでお話ししていた様です。
中学2年の冬、今でも忘れません。年明けてすぐ母と大学病院の小児科を受診しました。
そのまま緊急入院でした。あと1日受診が遅れていたら危篤になっていたと言われました。
恐ろしい状況でした。命拾いしました。神様ありがとう。
その日から1ヶ月、私の人生初めての教育入院が始まりました。
院内学級に通うことになって書類上ですが初めての転校もしました。
14歳だったので小児科では大きい方です。小さな赤ちゃんから高校生まで様々な病気の子が入院していました。
主治医と父と母、私の四人の個室で・・1型糖尿病だと病名を告げられました。
正直この時の記憶があまりないというか、感情を覚えていないんですよね。
記憶にあるのは、お腹が空いていて、主治医にたこ焼きが食べたいですと言ったこと。
そして、そんなことを言った患者さんは初めてだと驚かれた事です。
何を言いたいかと言うと、当時の私は何も理解できていませんでした。
しばらく入院して注射を打てば治って退院できると思っていたのです。
だからショックを受けるとかの感情がこの当時は無かったんだと、記憶しています。
結局、本当の意味で全てを受け入れたのは高校生に入ってからでした。
その時はパニックになって夜の病院を走り回ったのを忘れもしません。
小児喘息で2歳から入退院を繰り返していたので、病気というのはそういうものだと思い込んでいたのです。
初めての入院では1型糖尿病とは何か、絵本で学んだはずなんですけど。
先生や看護師さんにもいろんな話を聞いたはずなんですけどね。
もしかすると完治しないということだけが聞こえてこなかったのかもしれません。
注射も恐怖心もなく、すぐに打てて主治医も驚いていました。
治療を頑張ると親が喜ぶと子どもながらの思いからだったと思います。
院内学級は小学生組と一緒に通いました。
髪の毛が抜けてしまっている子が多く帽子をかぶっていました。
みんな明るくて笑わせてくれたのを忘れもしません。
痩せてお尻が痛いという、子供なのに悲しい共通点で笑ったりしました。
大学病院の小児科には、癌と闘う子供達が多くいました、
私は、自分はまだまだ元気なんだと感じました。
当時の担任がテストを病院に持って来て受けさせてくれたりと、いろんな面でサポートしてくれました。
バスケ部のコーチも来て、涙ながらに冗談を言ってくれました。ボールだけは毎日触っておけと置いていってくれました。そんな人でした。
家庭教師の先生もANNA SUIの鏡をプレゼントに持って来てくれました。嬉しくて未だに使っています。
小児科には中学生までお見舞いに来ることが出来なかっったので、友達がみんなで作ってくれたノートが届きました。
早く学校に行きたい、バスケをまた頑張りたいと、ただ素直に思いました。
この時は、これから待つ様々な試練をまだ想像すらできていませんでした。
14歳といえど、まだまだ全然子どもだったなと今は思いますね。
当時付き合っていた彼氏は二つ上でした。携帯を持っていなかったので公衆電話から電話していました。
時代を感じますね。笑
インスリンを打ち始めると体は嘘の様に元気になりました。
少しずつ筋トレを始めたり。父と病院内の公園でバスケの練習に付き合ってもらったりしました。
一度だけ外出の許可が出て、練習試合に顔を出しました。
私の痩せ細った姿にみんな驚きを隠せない様でしたが、明るく励ましてくれました。
待ってるよ、また一緒に頑張ろうって言ってくれて本当に嬉しくてたまりませんでした。
退院してしばらくは、練習メニューは違いました。地道にトレーニングに励み、またレギュラーに戻ることが出来ました。
しかし低血糖もありましたし、捕食で高血糖を叩き出したりと、大変な日々でしたね。
よく頑張れたなって今は思います。学生時代のパワーって凄いものがありますよね。
すみません、なんだか当時の記憶が蘇ってしまって、感情が高まってます。
話が飛んで飛んで、統一感がないですね。
今夜は教育入院中の話をザッとさせてもらいました。

次回は退院してからの中学時代をお話しできたらと思います。
これまた波乱万丈な日々が待っています。お楽しみに?


唐突な夕食の写真。
今夜は久しぶりにフリー頂きました。妹が作ってくれました。
ミルヒィーユカツ。
減塩で塩っけは無いですが、肉の旨みが美味しかったです。
おかげで浮腫はもう、ありません。
体感的には。
この感じであれば23日の受診で入院にはならないと思います。
良かった。
塩っけは無い生活も、慣れれば慣れます。ん?
慣れるものですね。

美味しかった。

それでは今夜も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
おやすみなさい。
それではまた。