iddmだってふつうの女

マイペース&シンプルをモットーに生きる女の話

低血糖勃発

おはようございます。今日は何だか血糖値が低いんです。
少し朝寝坊して8時に起床、朝食前が93でナイスな血糖値です。まさに正常値です。こんな朝は凄く気分が良いです。
治ったのでは無いかと思うレベルですね。笑
勘違いです。治る訳ないですね。
いつもの納豆ご飯では低血糖になりそうだったので、あえてのレトルトカレーをチョイスしたのに・・・
まさかの食後2時間で65という・・リブレでも65、実際に測っても65というミラクルが起きました。初めてですドンピシャ。
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んで捕食は何にするか、冷蔵庫を開けてガサゴソ。この時点で結構思考回路が危うい。
とりあえず何か食べないといけない__脳にダメージが言ってしまうのが低血糖の怖さです。
私の場合、低血糖時には80カロリーを目安に捕食します。バナナがあれば理想だったけど無くて、代わりに美味しそうなお菓子を発見。
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中国のお菓子らしいです。母が先日買っていたらしい。私は普段は甘いもの食べないので低血糖になった時だけ。
とりあえず基礎を一時的に下げて、お菓子を半分にコーヒー牛乳、もちろん無糖です。牛乳だけでも上がるので大丈夫。
怖いのは低血糖で捕食し、血糖値をあげすぎてしまうことです。
20分くらい経過して測定するとリブレは54で焦って実際に測ってみると92ありました。バッチリ過ぎる、我ながら自分を褒めたいです。
やっと安心してブログの続きをかけます。
正直さっきまでパソコンを打つ手が震えていました。低血糖症状です。今はようやく通常運転です。
ふー。恐るべし低血糖ですね。なにはともあれ無事に戻ってま知りました。
今日はせっかくなので?低血糖の流れで病気の話を少ししたいと思います。
良ければ少しだけお付き合いを。
前回のブログにも書いていますが私が言っている言い方IDDMを日本語に直せば1型糖尿病といいます。ご存知でしょうか?
昔に比べれば少し認識ある方が増えた気もしますが、まだまだ知られていない病気です。私が発症した当時で10万に1人の割合と言われていました。
現在は少し増えて10万人に2、3人と言われています。どちらにしても少ないですよね。
一般的に知られている糖尿病は2型です。成人病ですね。遺伝や食生活が関係して発症します。2型は太っている方が圧倒的に多いです。
1型は糖尿病という名前はついていますが、自己免疫疾患です。明らかな発症理由は未だに不明ですが、恐らく風邪をひいた時に自分で自分の膵臓を攻撃して
しまったことが原因だと聞いています。確かにそうなんですよね。
発症したのが中二の年明けだったんですが、中二の体育祭前に、6月くらいに風邪をひいています。それから体調がおかしかったんです。
バスケをしていたんですが、とにかくお腹が痛くなって脂汗が出ていました。水もガブガブ飲みます。喉が乾いていました。
それから普通に食べているのに痩せていきました。体力が落ちていく自分に何でかな?と疑問はありましたが病気だなんて思うはずもなくて。
自分のトレーニングが足りないと必死に練習についていきバスケを何とか続けていました。しかし秋頃にはメンバーから落ちました。なぜならコートを
一往復もできなくなっていたのです。周りにはやる気が無いように言われて怒られました。
どん底でしたね。悲しくて悲しくてたまりませんでした。バスケだけでなく授業中も尿意が近くて休み時間までギリギリ。そして毎回休み時間には
ごくごく水を飲みました。周りは私が痩せこけていくのを見て、モデルさんがよく水を飲むから痩せているというけど本当だね、と言っていました。
誰しも私が1型糖尿病という難病を発症していたなんて思いませんでした。
年末に祖母の家に泊まりに行ったときに祖母が私の異変に驚き、年明けに近所のかかりつけを受診したのです。すると数日後に病院から電話があり
血糖値が異常に高い、すぐに大学病院に行ってくださいと。その日にはすでに身体は限界に達していました。嘔吐が止まらずに寝たきり。
中学生の若々しさはなく老婆ののように痩せこけていました。今思うと自分が可哀想で泣けます。
危篤の寸前だったそうです。本当に危機一髪で1型糖尿病と診断を受け、教育入院が1ヶ月、院内学級に一旦転校して私の生活が始まりました。
大学病院の小児科にはガンだったり、ひどい病気を持つ子供達でいっぱいでした。一緒に院内学級に通うことで友達も出来ました。
髪の毛が抜けてしまっている子も何人もいました。それでもみんな明るくて。勇気をもらったこと、今でも忘れません。
私は、最初この1型糖尿病は治るんだと思っていました。しばらく注射したら治るのだと。だから注射をすることにもすぐに慣れて前向きでした。
事実を知ってからが大変でした。思春期も真っ只中での発症。
この続きはまたいつかのブログで書きたいと思います。
今日は私の1型糖尿病。発症前から発症当時について書かせていただきました。

こんな思いを本当に小さい頃から経験している方も沢山います。若年性糖尿病と言われていた通り幼い頃に発症することが多いのです。
現在は成人発症も多いようです。いつ発症しても辛い病気ですが、幼い子供には耐え難い病気です。
少しでも皆さんに知って頂きたい。そして理解して頂きたいです。糖尿病だけど糖尿病ではないんです。
贅沢病だとか勘違いしないでください。何度も言いますが1型糖尿病は免疫疾患です。これだけども知って頂けたらなと思います。
今日はかなり真面目に書かせて頂きました。
私がブログを始めた理由の一つとしては、この1型糖尿病を広めたい。患者の1人として、色んな思いを伝えたい。
そんな気持ちからブログを始めてみました。

今日もここまで読んで頂きありがとうございます。
良い週末を。
それではまた。